
偶然早帰りしたあの日、僕の部屋から漏れてきたのは「聖母」であるはずのあなたの、淫らな吐息だった 。僕の下着に顔を埋め、盲目的に僕を求める狂気の儀式 。その姿を見た瞬間、僕の中の母親像は音を立てて崩れ去った 。絶望し、涙を流すあなたを僕は抱きしめる。「母さんとセックスさせてよ」 。罪悪感を快楽で塗り潰し、僕たちは血の繋がりさえも溶かす、新しい「地獄」という名の楽園へ足を踏み出す 。
総字数 約8000字
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(試し読み1)
中から、聞いたこともないような艶めかしい吐息が漏れ聞こえてきたのは 。僕は息を殺し、音を立てないように慎重にドアを細く開けた 。そこには、僕の想像を絶する光景が広がっていたよ 。あなたは僕のベッドの上で、服を着たままなり ・・・・・・・ 続きを読む