僕は、童貞であることに深く悩んでいた。周りの友人たちが当たり前のように恋愛を経験していく中で、自分だけが取り残されていく焦りと劣等感に、僕は押し潰されそうになっていた。
ある夜、その苦しみに耐えきれず、僕は自室で泣き崩れてしまった。そこへ心配してやってきた母さんに、僕は、言ってはならないと分かっていながら、心の叫びをぶつけてしまう。
「誰でもいい、母さんでもいいから、僕の初めての相手になってほしい」と。
その絶望的な僕の願いを聞いた母さんの母性本能は、どこか歪んだ形で暴走を始めた。
「あなたの苦しみは、ママが全部受け止めてあげる」
総字数 約4000字
―――
(試し読み1)
僕は、母親の腰に、まるで子供が甘えるようにしがみついた。そして、これ ・・・・・・・ 続きを読む
