■作品コメント
「大丈夫だって。絶対についていかないから」
付き合って二年。
浮気なんてするはずがないと信じていた彼女・レミ。
友人との飲み会の帰り道、そんな彼女に声をかけたのは、百戦錬磨のナンパ師・蓮だった。
「彼氏いるんで」
最初は、はっきり断った。
けれど蓮は強引に誘わない。
彼氏を悪く言わない。
無理に距離を縮めようともしない。
だからこそ、少しずつ警戒心が消えていく。
「少し話すだけ」
「一杯だけ」
「何もしてないから」
その小さな言い訳が積み重なるたび、レミの‘絶対’は少しずつ揺らいでいく――。
浮気するつもりなんて、本当になかった。
それでも彼女は、どこまでついていってしまうのか。
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