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「よぉー真司! 相変わらず狭いアパートだなあ、ええ?」
「おいおい‥‥来て早々ご挨拶だな、茂。てか、来るならもっと早く言えっての」
「わりーなあ! 俺もこんなクソ田舎、二度と戻るつもりなかったんだけどよ!ほら、お前って今日誕生日じゃん? 三十路童貞おめでとう、魔法使いさんッ!」
「う、うるせーなあ‥‥自分は都会のタワマン住みだか知らないけどなあ、あんま調子に乗るなよ! ここは俺ん家だ! 帰れ帰れ!」
「ままま、そう言うなって! 今日はいいプレゼントがあんだよ」
「プレゼント‥‥? どうせまたロクなものじゃないんだろ?このバカデカいキャリーケースがそうなのか?」
「とりあえず開けてみろって! ビビるぞ!」
‥‥‥‥‥‥は?
「‥‥‥‥は、え、なんだ、これ‥‥?」 ・・・・・・・ 続きを読む








