
「クソババア、消えろ!」――反抗期を迎え、刺々しい言葉をぶつける息子・純一。けれど私を突き動かしたのは哀しみではなく、獰猛な支配欲だった。乱暴な言葉を吐く唇を私の肉体で塞ぎ、母の蜜でその青臭い理性を徹底的に解体していく。一晩の交わりで従順な男へと変貌した息子は、夫の目を盗み、今も私の子宮を求め続けて――背徳と耽美に塗れた、母子だけの終わらない密月。
総字数 約17,000字(読了時間 約34分)
〈本文より抜粋〉
いつ頃からだろう。
我が家に、刺々しく重苦しい空気が漂い始めたのは。
「触んなよ、うっとうしいな!」
リビングで少し乱れた制服の襟元を直してあげようと手を伸ばしただけで、あの子――純一は、私の手を激しく振り払った。バチン、と乾いた音がリ ・・・・・・・ 続きを読む