「女の子もいるし、大丈夫だよ」
彼女から届いたそのLINEを、俺は信じていた。
大学のサークルで開かれた、ただの宅飲み。
付き合って二年になる彼女・アカネは、終電を逃し、先輩の家に泊まることになる。
「みんな泊まるっぽい」
「何人かいるよ」
「他の女子もいるよ」
「もう寝るね」
心配する彼氏・タクトを安心させるように送られてくるLINE。
しかし、一人、また一人と帰っていき――
深夜、部屋に残っていたのはアカネとタイチ先輩、二人だけだった。
迎えに来てもらうこともできた。
電話に出ることもできた。
玄関まで行き、帰ることだってできた。
それでも彼女は、少しずつ嘘を重ねていく。
そして翌朝。
何も知らず彼女を信じていたタクトは、彼女の小 ・・・・・・・ 続きを読む



