ルールは5つ。守られるためではなく――壊されるために。
付き合って1年。彼氏は一度も、彼女をイカせられたことがない。
思いつめた彼氏は、口コミだけで知られる’先生’(=あなた)に頭を下げた。
面談の席で、先生は5つのルールを提示する。
一、触るのは手だけ
二、服は脱がせない
三、挿れない
四、撮らない
五、彼氏が必ず同席する
「彼女さんの安全のためです。守れないなら、お引き受けしません」
彼氏は安堵し、彼女・結衣もその紙を見て頷いた。
ルールがあるなら、大丈夫だと思った。
――ルールは、ひとつずつ壊れていく。
しかも、壊すのはいつも「彼氏の口」から。
「……脱がせても、いいです」
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