二階で高いびきをかく夫との夜は、もう何年も形骸化していた。満たされない熱をプラスチックの玩具で慰めるだけの、乾いた日々。けれど、そんな秘密の情事を、あろうことか実の息子に見られてしまった。その時、息子に突きつけられた「本物」は、夫のものとは比べ物にならないほど雄々しくて……。「俺のなら、母さんを満足させられるんじゃない?」その甘い誘惑に抗えなかった私は、禁断の一線を越えてしまった。玩具よりも熱く、激しく、子宮の奥まで突き上げてくる息子の愛。一度味わってしまったら、もう戻れない。私は母としての仮面を脱ぎ捨て、あの子の種を求める「雌」になることを選んだのです――。
総字数 約10,500字(読了時間 約21分)
〈本文より抜粋〉
「喉乾いたから水飲み ・・・・・・・ 続きを読む
