
息子・隼人の婚約者と初めて顔を合わせる前日の夜。母・紗季は和室で、明日息子が着ていく紺のスーツのボタンを付け直していた。祝福したい気持ちとは裏腹に、毎晩聞いてきた足音が週末だけになる寂しさを隠しきれず、針で指を刺してしまう。
その指先を隼人が迷わず口に含んだことから、二人の距離は一気に崩れていく。姿見の前で眼鏡を外されて舌を絡め、隼人は母の脚のあいだに顔をうずめて先に果てさせる。そして紗季は鏡に向かって四つん這いになり、とろけた顔を映されながら後ろから生で迎え入れる。
風呂場に呼ばれた二度目は湯船で向かい合って跨がり、あふれる湯のなかで再び奥深くへ注ぎ込ませる。ボタンを付け終えた上着を鴨居に戻す母の頬には、まだ赤みが残っていた。婚約前夜の背徳を描 ・・・・・・・ 続きを読む