
「君の仕事なんて、どうせ大した責任もないお遊びだろう」
エリート商社マンの婚約者に六年間のキャリアを否定され、深夜のオフィスで泣き崩れた営業二課のエース・桐谷咲良(28)。バツイチの課長・佐伯宗介(43)は、壊れそうな彼女を守りたい一心で抱き留めたその夜、自宅のベッドで一線を越えてしまう。
背中に触れる、咲良の左手薬指に嵌められた冷たいプラチナの婚約指輪。「一度きりの過ち」として元の関係に戻るはずが、オフィスでの秘密の共有、出張先ホテルの姿見の前での狂乱、そして傲慢な婚約者との会食を経て、二人の肉体と心は引き返せない泥沼へと堕ちていく。
「俺たちの関係は、今夜を最後にしよう」
彼女の未来を守るため、大人の理性で身を引こ ・・・・・・・ 続きを読む