――愛したのは同じ男。闘う理由は、たったひとつ。
静かな夜。
地下へと続く重い扉の先には、鉄格子で囲まれた小さなリングがあった。
そこに立つのは、ひとりの男を想うふたりの女。
恋と誇りと、譲れない想いを胸に――。
【あらすじ】
三人はいつも仲が良かった。
しかし、ある日を境にその関係は壊れ始める。
男を挟んで対立する二人の女性は、
互いに「彼こそ自分のもの」だと信じていた。
そして――
選ぶことのできない彼の前で、ふたりは決意する。
「リングで決めよう。どちらが‘本物’か。」
狭い金網の中、怒りと情がぶつかり合う。
肩と肩がぶつかり、拳と拳が交わるたび、
かつての笑顔が、熱と涙とともに崩れていく。
流れるのは汗か、涙か。
残るのは愛か、執 ・・・・・・・ 続きを読む




