それはまだエルフと人間が長きにわたる戦争からようやく歩み寄りを始めた頃の時代。
エルフの国の貴族の娘であったリーゼロッテは、ギルドの仲間たちと来賓として或る人間の国を訪れていた。
しかし晩餐会の夜、エルフを憎む人間派の暴動に巻き込まれ、仲間の大半を失ってしまうことになる。
恋人でもありギルドの長でもあるオーウェンに、危ない所を助け出された彼女。
そんな彼女に、オーウェンは自分はまだ捕らえられている仲間たちを助けなければならないと言い、
彼女を安全に国外へ逃がすべく、護衛を付けて独り宵闇の中へ送り出したのだった。
姿を隠し、身分を偽って街道を進むリーゼロッテだったが、しかしとある村でトラブルに巻き込まれ、
手近な森へと姿を隠したのだった。――しかしその森は、人類が未だ踏 ・・・・・・・ 続きを読む




