
■ストーリー
終電を逃した夜。
それは、ただの小さなトラブルのはずだった。
会社の飲み会の帰り。
帰れなくなった真奈は、先輩・東條の家に泊まることになる。
優しい彼氏・直樹がいるのに――
静かな部屋。
二人きりの夜。
「俺の家、近いけど……泊まっていけば?」
軽い一言のはずだった。
けれど、少しずつ近づく距離。
触れそうで触れない距離。
「彼氏いるのに……大丈夫?」
揺れる心。
拒めるはずの一歩。
それでも真奈は、
自分の中の境界線が崩れていくのを感じてしまう。
そして迎える、朝。
彼氏から届くメッセージ。
――『昨日、大丈夫だった?』
「うん……大丈夫だったよ」
そう返しながら、
真奈は知ってしまう。
もう、昨日の自分には戻れないこと ・・・・・・・ 続きを読む