「今日も親父のところで仕事? いつもありがとな」
夫は笑って、妻を送り出す。
自分の妻が義父の部屋で何をされているか、知りもしないで。
桐谷優乃、26歳。翻訳フリーランス。
漆黒のロングヘアに170cmの妖艶なプロポーション。
計算高く、冷静で、感情を表に出さない――大人の女。
夫・直樹との暮らしは穏やかだった。
義父・征一郎との同居さえ、始まらなければ。
「お母さんの手術費が……」
母親の容態悪化。膨らむ借金。翻訳の稼ぎじゃ追いつかない。
追い詰められた優乃に、義父はいつも穏やかに笑いかける。
「無理しなくていいよ」
怒鳴らない。脅さない。ただ優しい。
――それが一番厄介だった。
1万円で、胸を見せた。手が震えた。
2万円で、触らせ ・・・・・・・ 続きを読む











