雪深い山で一羽の鶴を助けた心優しき猟師、太郎。その夜、彼の前に現れたのは、鶴の化身と名乗る絶世の美女だった。身も心も捧げる彼女との、甘く溺れるような日々。しかし、尽き果てた蓄えの代わりに女が持ち帰るようになった謎の大金は、太郎の心に「嫉妬」という名の黒い疑念を芽生えさせる。
「決して見てはならぬ」――その禁忌を破った彼が目にしたのは、愛する女のあまりにも衝撃的な姿だった! 怒りと絶望の果てに太郎が下した、常軌を逸した決断とは? 純粋な恩返しが歪んだ愛へと変貌していく、官能と倒錯の物語。
総字数 約10,500字(読了時間 約21分)
〈本文より抜粋〉
雪深い山道で、若き猟師・太郎は罠にかかった一羽の鶴を見つける。鶴は苦痛に身をよじり、抜け出そう ・・・・・・・ 続きを読む
