工藤茜(27歳)は、夫の故郷である閉鎖的な田舎の漁港で、息苦しい日々を送っていた。都会から来た「よそ者」である茜にとって、この町の絶対的な女王として君臨する漁協組合長の妻、斎藤真希(35歳)の存在は、憧れであると同時に重圧でもあった。
二人の美しき人妻は、知らぬ間に町の権力者たちの歪んだ欲望の対象となっていた。
町の裏社会を牛耳るクラブオーナー・桐山俊五郎。そして、漁港のすべてを支配する老人・鬼山権左衛門。彼らは、茜と真希の夫たちを(一人は横領の罠に 、一人は過去の密輸の弱みを握られ)陥れ、二人の貞淑な妻に恐ろしい脅迫を突きつける。
「女のプライドは、まず肛門から躾け直すのが一番よ」
鬼山の命令は絶対だった。町の女王であったはずの真希は、屋敷 ・・・・・・・ 続きを読む

