
過疎りまくったこの村には
若者は僕を含めて5人だけ。
しかも男は僕一人。
子供の頃は一緒に虫取りをしたり
ゲームをしたり一緒にお風呂に入ったり
そう言えば「結婚の約束」なんてものをしたこともあったっけ
その時はみんな僕と結婚するって言って喧嘩になっていた
さすがにこの歳になって一緒にお風呂はなくなったけど
それでも僕たちの関係は昔とそんなに変わらない
今でも自分の家に帰るような気軽さで
みんなの家に遊びに行くし
そのまま相手の家に泊まることだってある
彼女たちは最高の幼なじみで最高の友達で、
そしてきっといつか僕は
この中の誰かと結婚することになるだろう
もちろんそんなこと口にしたことはないけど、
みんなもきっと同じ気持ちだと思っていた。
・・・・・・・ 続きを読む




