●ストーリー
「話がある」
そうあいつに言われて俺は友人夫婦の家を訪れた。
俺たちは大学時代の同級生で、いつも3人でつるんでいた。
地方から上京してきて友達もいなかった俺に話しかけてくれたあいつ。
明るい笑顔でいつも場を和ませてくれた彼女。
彼女を好きだったかと聞かれれば、否定はしない。
だけれども、彼女はあいつを選んだ。俺もそれで本当に良かったと思った。
二人共俺の大切な友人だ。文句なしにお似合いだった。
あいつは一流企業に内定が決まって、数年後彼女と結婚。
俺はといえば可もなく不可もなく、毎日を「こんなもんか」と生きている。
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